サブ3達成というランナーの勲章をご存知ですか?
本気でマラソンに取り組むなら一度は気になるのがサブ3ランナーの割合です。
もちろん知り合いに多かったり、反対に少なかったりする方もいるでしょう。
今回は大会のデータをもとに、サブ3ランナーがどれくらいいるのかを紹介していきます。
ぶっちゃけあなたがこれから目指して達成できるのかも説明しているので、「サブ3ってどれくらいいるの??」「自分には難しいかな」と思っている方こそぜひ読んでいってくださいね!
サブ3を達成する人の割合は?
サブ3とは42.195kmであるフルマラソンを3時間以内のうちに走り切ることですから、相当なスピードで走ることが要求されます。
実に1kmあたり4分15秒で走る力が必要になるわけです。かなりのスピードです。
当然こんなスピードで42.195km走り抜けるかたはそんなに多くはいません。
今回は可能な限り新しいデータを持ってきました。
何パーセントのランナーがサブ3を達成しているのか、見てみましょう。
男性
完走者数 |
サブ3達成数 |
割合
|
296547人 |
9274 |
3,12% |
女性
完走者数 |
サブ3達成数 |
割合
|
79360人 |
302人 |
0.38% |
(参考:RUNNET、全日本マラソンランキングよりhttps://runnet.jp/project/ranking/2019/pdf/ranking2019.pdf)
男性の完走できたランナーの中でも約3%、女性だとなんと約0.4%という数字が判明しました。
ちなみに女性の場合はサブ3.5(フルマラソンを3時間半以内に走り切る)達成の割合が約3%で、男性でいうサブ3と同じくらいの難易度になっています。
ただしこれは、フルマラソンを完走した人の中での割合なので、実際の大会参加者と比べるともっと割合は下がります。
サブ3の難易度はかなり高い
とにかく、サブ3は難しい!!
と言うことはわかっていただけたかと思います。
マラソンにはフルマラソンの他にウルトラマラソンと呼ばれる100kmマラソンや、富士山登山競争といったような過酷なレースがあります。
このどのレースよりもサブ3を達成することは過酷だと言われていますから、サブ3を達成することがどれだけ難しいことは言わずもがなです。
しかし、だからこそ目指す甲斐があるというものです!
その価値に魅力を感じて、多くのランナー達がサブ3を目指して頑張っています。
このサブ3という勲章にはそれだけの価値やロマンがあるということですね!
とはいえ、ぶっちゃけ素人が目指していいものなの?
大人になってから目指すのってちょっと遅くない?
そんな声もよく聞くのが現実です。
ぶっちゃけ素人で大人から始めて達成できるものなのでしょうか?
サブ3は誰でも達成できる!
素人で大人から始めてもサブ3は達成できるのか?
答えはイェス!これが結論です。
もちろんその道は簡単ではないし、時間もかなりかかることは間違いありません。
しかし、サブ3と言うことであれば、才能や向き不向きで達成ができないと言うことなんてないんです。
足りない能力をきちんと理解して、それを補うトレーニングを実践できることができれば必ず達成できると断言できます!
大人から始める?全然大丈夫です!最年長でサブ3を達成した方の年齢はまさかの68歳です!!
68歳でもサブ3を達成できるんです。
世界記録で言えば73歳と言う歳で5分ほど余裕を持ってゴールした記録もあるくらいです。
あなたがサブ3を諦めない理由はこれだけで十分と言えますね!
もしあなたがもっとサブ3の難易度についてしっかりと知りたいのなら下の記事を読んでみてくださいね!より詳しく、サブ3を目指す難易度について説明しています。
サブ3を達成するために必要な練習は?
サブ3を達成するのが可能なのはわかった。
じゃあ実際にどんな練習をこなせばサブ3を達成できるんだい!
そう思いますよね。
サブ3を達成するのに必要な練習内容は人によったり、時期にもよるので「これをずっとやれ!!」というものはありません。
しかし、サブ3を達成した人の多くは月に200km以上走っていたり、練習内容もしっかり考えていたりと生半可な努力ではありません。
もし具体的にどんな練習をしているのか気になるなら以下の記事を参考にしてみてください。
サブ3を達成するために必要な練習について書かれています。
まずはフォームから見直してみよう!
マラソンは走り続ける競技です。
しかしマラソンはシンプルなようでかなり奥が深いスポーツです。
どこからトレーニングすれば良いものか・・・
とにかく走り続ければいいのかな・・・
きっとそんな風に考えてしまいますよね。
もし、あなたが本気でタイムを更新したいのなら、まずすべきことはフォームの見直しです。
5年走り続けているランナーであっても、サブ3手前のランナーであっても、フォームを少し修正しただけでタイムを大幅に更新した。なんて話はよくあります。
スタミナをつけるよりも、脚力をつけることよりも、効率的で長期的に必ずタイムに大きく貢献するのがフォームです。
もしあなたがフォームに関して今までそれほど深く考えたことがないのなら、一度下の記事を読んでみることをオススメします。
タイムを大きく更新するキッカケになるかもしれませんよ!
わずか7日間で腰高フォームを手にした方法
必死に練習してるのに結果が出ない…。そんな時に気をつける2つのチェック項目とは?
サブ3を達成する人は決して多くないですし、その割合も本当に微々たるものです。
しかし、だからこそ価値はありますし、あなたにもぜひ目指してほしいです!
この機会にぜひ高い目標を持って、マラソンに取り組んでみてくださいね!