マラソンにおいて呼吸というのは非常に重要なポイントですよね。
楽に走るためにあなたも呼吸については普段から気にしているのではないでしょうか?
口呼吸と鼻呼吸はどっちがいいの?そんな話もよく耳にします。
今回はマラソンにおける呼吸についてお話します。
走る時は口呼吸と鼻呼吸のどちらがいいのか、マラソンであなたに適した呼吸法、全てがわかります!
ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
口呼吸と鼻呼吸の違い
口呼吸と鼻呼吸は何が違うのでしょうか?まずはそこからおさらいしていきましょう。
実際、息を吸うこと自体に違いはありません。
では何が違うのかを知っていきましょう。
口呼吸と鼻呼吸にはこんな違いがあります。
口呼吸は一般的にメリットがない
口呼吸は基本的にメリットがありません。
というのも、人体において口で息を吸うこと自体が不自然なのです。
口というのは本来は物を食べるものとして備わっています。
だからこそ、口だけで呼吸することは基本的にはメリットはありません。
口だけで呼吸をしていると口の中が乾燥しますし、喉も同様に乾燥してしまいます。
なので走っている時にやたら喉が乾燥して痛くなってしまう、という方は口で呼吸しすぎていることが原因かもしれません!
鼻呼吸をする方が人体的には自然
先程にも書いてある通り、人体が呼吸する部位として備わっているのが鼻です。
鼻には外気から入ってくるウイルスや細菌から守ってくれる機能が備わっています。
さらに鼻の中にある副鼻腔と呼ばれる部位を通すことで温度と湿度共に乾燥もある程度防いでくれます。
口呼吸と比べて喉の乾燥も抑えられ、快適に走ることに繋がってきます。
ウイルスや細菌から身を守ってくれる点からして、健康面でみても鼻呼吸を選択することがベターだということがわかりますね。
マラソンでは口呼吸と鼻呼吸のどっちがいいのか
「そうはいっても口の方がたくさん吸えるから口の呼吸の方がいい!」
そうおっしゃる方も当然いると思います。
マラソンについてはですが「必ず鼻呼吸がいい」ということではありません。
というのも、当然一人一人、呼吸にはしやすさがあるからです。
鼻の形や体質で鼻呼吸がしづらくなったりすることもしますよね。
花粉症だったりする時なんかはそれどころではないですよね。
なのでマラソンにおいては「自分がしやすい呼吸を選択する」ことが正解と言えます。
もちろん健康面でみれば鼻呼吸を日常に取り入れることが大事ではありますが、マラソンではその限りではありません。
息苦しくならないようにやりやすい方を選択しましょう。
マラソンで楽に走るなら呼吸法についても意識しよう!
口呼吸と鼻呼吸とではどちらがいいのか?
という話はしましたがそれだけであなたの悩みが解決しないことももちろんあります。
楽に走れるようになりたいですよね。息苦しいのを解消したいですよね。
今回は呼吸法についても紹介しますので、こちらも合わせて参考にしてみてくださいね!
胸式呼吸vs腹式呼吸
胸式呼吸とは胸のあたりに空気を大きく入れてする呼吸です。
反対に腹式呼吸とは逆に胸を動かさないようにして呼吸する方法です。
疲れているランナーにありがちないわゆる「肩で息をする」というのは胸式呼吸をしている状態ですね!
これはあまりよくない状態で、肩に力が入って凝ってしまったり、痛くなってしまいます。
そして腹式呼吸は酸素をより多く吸収できる呼吸法と言われています。
もうお分かりかもしれませんが、マラソンには腹式呼吸の方がいいとされています!
まずは腹式呼吸がいいということを知っておいてくださいね!
呼吸のバリエーション
呼吸の仕方にはまだまだ種類があります。
・二回吸って二回吐く
・深く吸って深く吐く
・6拍子呼吸法
・苦しい時に吐き切る
こうやってみるといろんな種類がありますよね。
実際にもこれら全部それぞれ適している方がいるわけですから、あなにどれが適しているかは実際にやってみないと分かりません。
しかし、必ずあなたには向いている呼吸法があって、それを取り入れるだけでキツさが全然無くなることも普通にあります。
僕自身、中学の頃は部活で毎日走らされていました。
辛すぎて吐きまくっていたのが、呼吸に気を付けただけで急に楽に走り切れるようになったことを覚えています。
それぐらい呼吸は一気にあなたのパフォーマンスを高めてくれる可能性があるんです。
腹式呼吸についてや呼吸の仕方については以前に書いた記事で詳しく説明しているので、気になった方は一度読んでみてくださいね。
自分にピッタリの呼吸を見つけて効率よく走れるようになろう!
今回は口呼吸と鼻呼吸についてお話しました。
基本的に呼吸というのは自分がやりやすい形を見つけることがベストだということがよくお分かりいただけたかと思います。
口呼吸だったり鼻呼吸だったりを試してみたり、今回紹介したような呼吸法を同時に試してみて、自分にあった呼吸法をぜひ見つけてください!
楽に走れるなと感じた時の快感はたまりませんから、あなたも味わって楽しく走れるようにしていきましょうね!
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