「マラソン中に血の味がする…」
そんな経験はありませんか?
マラソンで血の味を感じることは珍しいことではありませんが、だからといって軽視してはいけません。
もし重大な病の影響で感じるものであったらマラソン中に倒れてしまったり、その影響で入院したり家族に大きな迷惑をかけてしまったりする可能性もあります。
マラソンを楽しんでいるのに、仕事ができなくなったり、そのせいで日々の生活を壊してしまうような事態は避けたいですよね。
今回はマラソンで血の味がする原因に関して紹介します。
大きな病気でないか?きちんと自分の状態を知るためにも最後までしっかりと読んでいってくださいね!
マラソン中に血の味がするのはなぜ?
実は走っている時に血の味がする理由については、様々な説があります。
その中でも有力と思われる話がいくつかありますので、そちらを紹介していこうと思います。
はじめに伝えておきたいのは「マラソン中に血の味を感じるランナーはたくさんいる」ということです。
しかし、血の味がするというのはただごとではない感じがしますよね。
大事に至ってないとも言い切れないので、しっかりと確認していきましょう。
口の中や鼻の中が出血していないか確認しよう!
まず口の中が血の味に染まる一つの要因としてあげられるのは、口の中や鼻の中が出血していないか?という点です。
一般的には口の中が血の味にある場合にまず疑うべきは虫歯や歯周病です。
心当たりがあれば歯科で受診することをオススメします。
当然ですが、口の中、鼻の中どちらを出血したとしても口の中には血の味がします。
特に鼻の中なんてのはデリケートな方であれば切れやすいこともありますから、注意が必要です。
しかし、これは出血していればすぐにわかりますから、もし普段血の味がしないのに感じたという方は一度確認してみてくださいね。
血の味がするのは肺が関係する?!
今のところはこの説が有力といえそうです。
人間が肺で呼吸することはすでにご存知だとは思いますが、これは肺にいった血液が全身をめぐることで全身に酸素を供給することで行われます。
これが走っている時など、長時間激しく運動をするときは活性化されてどんどん血液が体中を巡るようになります。
その際に、肺を血がどんどん巡ることで呼吸の中に血の匂いが漏れこみ混ざり、そうして口の中で血の味を感じるというのです。
つまり肺がしっかり活動している結果、血の味がするというのですからそういう意味でいえば体の調子が良いほど血の味がするという捉え方もできますね。
この説でいえば、決して血の味がすることで即病気ということはないので、そこまで心配することではないでしょう。
マラソンで血の味がすると貧血になる?!
血の味がすることで、貧血の心配をする方もいらっしゃるかと思います。
先ほどの話でいえば、血の味がするということはそれだけ血が全身を巡り消費されているということです。
その分、貧血の危険性は高まります。
直接大きな関わりがあるとは言えませんが、血の味はそれこそ口の中や鼻の中が切れた時、喉の奥が切れたときなんかもします。
普段から走っている時に血の味がする、という方は貧血にも注意が必要です。
血の味と一緒に頭痛が体のだるさがあるという方は貧血の疑いがあります。
そんな方はマラソンの貧血についてまとめた記事がありますので、一度ご覧いただければと思います。
マラソン中に血の味がしても基本的には病気の心配はない
マラソンで血の味がするからといって病気の疑いがある、というわけではなさそうです。
しかし、それなりに激しく運動をしない限りは血の味はしないと思われるので、軽いジョグや短いトレーニングをしてもすぐに血の味を感じるという方は一度病院で診てもった方が懸命でしょう。
ある程度しっかり走っているのであれば、血の味はどうしても感じてしまうものなので気になる方は走っている途中で口に水を含むなどして対応することをオススメします。
安心してマラソンに取り組もう!
いかがでしたか?
マラソン中に血の味を感じるということは、病気の影響などではなく一般的によく感じることであることがわかったかと思います。
しかし、ダブルフルマラソン(84km)など特に激しいマラソンの後に感じる血の味の場合などは体内を激しく損傷している可能性もあります。
内臓から出血していて後日血便が出たという話もありますから、心配な場合は一度信頼しているお医者さんにかかることをオススメします。
血の味ということで少々心配になるとは思いますが、あまり心配せずに、マラソンに取り組んでいきましょうね!
わずか7日間で腰高フォームを手にした方法
必死に練習してるのに結果が出ない…。そんな時に気をつける2つのチェック項目とは?