【動画】スイスイラクに走れる!肩甲骨を動かす腕振りのコツをプロが解説
今回伝える内容を実践すればこんなメリットが手に入ります。
・勝手に足が出るようになります。
・ジョグでも勝手に1kmあたり最低5秒以上ペースが上がります。
・60%程度の脱力した状態でもスピードが出ます。
・30km以降の失速が減り自己記録を更新できます。
自己記録更新を目指すマラソンランナーにとって欠かせないポイントになります。
どんな方法かというと、「肩甲骨周りの柔軟運動」です。すでにほとんどのランナーは知っている方法だと思います。
しかし、肩甲骨周りの柔軟運動をやり方を知らない人はいたとしても、
「知っていたけど重要視していませんでした」「サボっていました」「重要だなって気づきました」というランナーが非常に多いです。
今回はメリットしかないと言える肩甲骨を周りの筋肉をうまく使って腕振りをラクにしてスイスイと前に進むフォームを身につけるコツを伝授していきます。
なぜ、”肩甲骨”で走りがラクになるのか?
なぜ、肩甲骨をうまく使うことができれば走りがラクになるのでしょうか?
肩甲骨周りの筋肉が動くようになると、勝手に腕振り時に肘が引けるようになります。
肘が弾けるようになると、肩甲骨が動き、体は勝手に連動して骨盤も動いていきます。つまり、肘を引いて肩甲骨を動かせば勝手に足が出るということです。
自然と足が出るようになる腕振りができるフォームを身につけてしまえば、無理に前に走っていこうとしなくても、勝手に前に進むようになっていきます。
マラソン日本記録保持者である大迫選手が所属するアメリカのナイキ・オレゴン・プロジェクトでも、体の柔軟性が重要であると言われています。
体の柔軟性が必要ということは、どんなサイト・雑誌・本・コーチからも言われていることです。
雑誌やネット、記録を伸ばし続けるランナーの中でも「肩甲骨を動かしなさい!」という人は多いですが、僕が指導している実感としても間違いないと言えます。
実際に、毎日柔軟運動をして動かすだけで肘が引けて勝手に体が前に出て「ラクに走れるようになりました!」という声もたくさんいただいています。
肩甲骨周りの筋肉を動かすトレーニングをしてみてください。それだけで必ずあなたのフルマラソンのタイムは伸びていくでしょう。
肩甲骨の柔軟性がないと気づかぬうちに失速…
一方で、肩甲骨周りの柔軟性がないと、腕振りがラクにできなくなるので、無理して足を動かして走ろうとしてしまいます。
そのせいでふくらはぎや前太ももの筋肉が疲れやすくなって、走れば走るほどなぜかペースダウンしやすい体になってしまいます。
「なんでだろう?」と理由もわからず「練習が足りないんじゃないか?」と無理な練習をし続け余計に負荷をかけてケガや故障の原因に繋がったり、
どれだけ追い込んでもタイムが伸びない、でも原因は不明、という負のスパイラルにハマってしまうランナーもかなりいるのです。
スイスイラクに走るための「腕振り」のコツ
「なんであんなにラクそうに走っているんだろう?」
レースや練習中にあなたを颯爽と抜いて前方を走っていくランナーを見てそう感じたことはありませんか?
ラクに走っているランナーはものすごく腕振りが滑らかで肘が後ろまで触れています。
特に肩甲骨周りの筋肉が硬いランナーは、腕振りが小さくなってしまったり、横に振ったりしてしまいます。
ラクに走るためにはもっと肩甲骨周りをやわらかくすれば勝手に腕を振るだけで足を前に出るようになります。
では、どうすれば、肩甲骨周りの柔軟性が出るのでしょうか?その方法を今回は動画で解説しました。
腕振りがしやすくなる肩甲骨周りのトレーニング3種の神器
今回は、肩甲骨周りの3つのトレーニング方法をお伝えしていきます。
この肩甲骨周りのトレーニング・ストレッチを行なうだけで、今よりも腕振りがラクになって、上半身をうまく使ってもっとラクに走れるようになります。
レース後半で疲労したとしても最後まで走りきってペースダウンを防いで今よりも1分、3分、5分と自己ベスト更新に近づけて行くことができるでしょう。
走る前1分〜2分で簡単にできます。
練習前や練習コース・ランニングステーションまでの歩いている移動中にもできる内容なのでぜひ実践してみてもらえたらと思います。
今回は、その方法を動画で解説しました。3つの肩甲骨周りのトレーニング方法、意識のポイントについてわかりやすく解説しているのでぜひ見てくださいね。