マラソンでスイスイラクに走れる上半身と下半身を使った連動トレーニング
みっちーです。
今回は、「上半身がうまく使えていない」「なかなかラクに走れない」と感じるランナーに向けて記事を書いていきます。
マラソンは体の連動が命
早く走るためには必須となるポイントがあります。それが何かと言うと、上半身と下半身がうまく連動しているか?ということです。
今回お伝えする方法を実践していけば、上半身と下半身をうまく連動させて、今までよりもスイスイラクに走れるようになっていきます。
上半身と下半身が連動する方法を手にした状態でトレーニングした方が、タイムを伸ばしたり、自己記録更新をしていける可能性を上げていくことができます。
そもそも連動って何?
連動って言われてもよくわからないと思うので、解説しますね。
いろんなパターンがあるのですが、上半身と下半身の連動の代表例は、腕を振ったら下半身を動くということです。
例えば、一生懸命に腕を振るとします。今、この記事を読んだ状態で一度腕を振ってみてください。そうすると、勝手に骨盤が動くと思います。
右ひじを引いたら、左の骨盤が前に出ますし、左肘を引いたら、右の骨盤が動きますよね。
筋肉の動きや骨の動きなども関係しているのですが、まず、「腕を振ったら下半身も動くんだな!」という感覚をなんとなくでいいので理解してみてください。
一方で、上半身と下半身が連動してないとは、どういう状態なのか?連動していないというのは、骨盤が動いていないということです。
一生懸命腕を振っても、骨盤周りが動かないというのは、肘が引けていない、骨盤周りが硬いという原因が考えられます。
いろんな理由があるのですが、腕を振ったら足も動くようなクセづけをするトレーニングメニューがあります。そのトレーニングをご紹介します。
上半身と下半身を連動させる2つのツイストトレーニング
今回紹介する方法は、「ツイスト」というトレーニング方法です。
ツイストとは、右を引いたら右の骨盤を出して、左を引いたら左の骨盤を出して、というふうなやり方です。
逆にひねるトレーニングを肘を弾きながら骨盤をひねるということをやってみてください。
できる人は肘を弾きながら、逆に骨盤をひねって動かしてみてください。このトレーニングを走る前に30回程度行なってください。
「少しわかりづらいです」「他にも方法がありますか?」という人のためにもう一つツイストトレーニングを紹介します。
①手を前にする
②上半身と下半身を逆方向にひねる
③ひねるのを繰り返す
この方法でも、上半身と下半身を連動させてラクに走れるようになっていきます。
最初はゆっくりのスピードでいいので、できるようになったら慣れてきたら徐々にスピードを上げていきましょう。
これも走る前に、30回程度行なっておくといいでしょう。
こうすると、体が上半身と下半身をうまく使えるようにクセづいていきます。クセづけしていくことで一度動かした体の動きを記憶しようとします。
マラソンでレースで走っているときにも上半身が上手く使えるようになっていきます。
ただし、走るときに「ツイストが大事なんだ!」と思って走りながらツイストトレーニングを行うのは控えましょう。
ひねって前に進んでしまうと、腰や足を痛めてしまうので絶対にやめましょう。
あくまでクセづけのトレーニングなので、あなたが実際に走るときには、無理に意識せずに、
走る前にツイストを行なってうまく上半身が使える状態にしてから走り始めるようにしましょう。
マラソンの上手な上半身の使い方、連動方法を動画で詳しく解説!
今回の記事で、紹介した上半身の連動の仕方、ツイストトレーニングの方法を動画でも詳しく解説しています。
文章だけではわかりにくいところも、動画でわかりやすく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。