「女性ランナーでも簡単にできる筋トレメニューはありますか?」
「なるべく長続きできてマラソンにも効果ある筋トレを教えてください」
こんな質問をいただきましたので、その方法について解説していきます。そんな夢のような方法が本当にあるんでしょうか?はい、実はあるんです!
この方法はとても簡単で、長距離を走るのに必要な筋力を効率よく鍛えることができます。
なので、実践を続けていくことでマラソンでもスイスイと楽に走れるようになっていき、タイムを急激に縮めることにも繋がっていくでしょう。
「筋トレって、何回も回数をこなさないといけないイメージがあるんですが…」そんな風に感じたことはありませんか?
30回、50回、100回と数をこなさないと効果がないと思ったことがありませんか?実はそんなことはないです。
数をこなさなくても効果を高めて簡単かつ長続きができる筋トレメニューをお伝えしますね。
その方法とは、スロー筋力トレーニングという筋トレの方法です。
スロー筋力トレーニングとは、名前の通り「ゆっくり時間をかけて行なう筋力トレーニングの方法」です。
このスロー筋力トレーニングには3つのメリットがあります。
スロー筋力トレーニングの3つのメリット
メリット①器具を使わなくても高い筋トレ効果を得られる
このトレーニングはわざわざジムに行ったりしなくてもマラソンに必要な筋肉を自宅で鍛えることができます。
筋トレが続かなくなるときの原因って「ジムに行くのがめんどくさい…」「器具を用意するのにお金がかかるのがイヤだ」「なかなか実践しづらい」って感じですよね。
でも、簡単で器具も使わず、自宅でできる、それなのにマラソンのタイムを縮めることができる筋トレなら、「やってみたい!」と思えますよね。
メリット②ケガのリスクを抑えてできる
スロートレーニングとはゆっくり負荷をかけながら行なうものです。大きな負荷をかけるわけではなく、重いウエイトなども使いません。
ムダに大きな負荷をかけないので膝や腰、関節などへの負担も小さいです。
「筋トレすると余計にケガのリスクが怖い」と悩みを抱えるランナーにはぜひ実践して欲しいです。
メリット③ケガ防止にも繋がる
また、ケガ防止にも繋がります。
スロートレーニングでは大きい筋肉にするのではなく、「強い筋肉に変えていく」効果があります。
筋肉を強化していくことで関節のケガのリスクを抑えられるので、結果としてケガ防止に繋がります。
「走ると膝や腰が痛い…」
「ケガしているので負荷をかけづらいんです」
「筋力不足が不安です…」
こんな悩みを抱えている、特に女性ランナーにはオススメのトレーニングなのです。
スロー筋力トレーニングの具体的なやり方
では、ここから具体的にスロー筋力トレーニングのやり方について解説していきます。
まず、このトレーニングは、腹筋、背筋、スクワットなどどのトレーニングでも使うことができます。
腹筋でもたくさん種類がありますし、背筋でも同じく種類が豊富にあります。
このやり方を覚えておけば、どんな筋力トレーニングを行うときにも応用して使うことができるでしょう。
どの種類の筋トレでも効果があるので実践してみてくださいね。やり方を説明していきます。
今、あなたが取り組んでいる筋トレメニューがあるなら、その筋トレをゆっくりと行なってみてください。
具体的にいうと、「5秒で上げて5秒で下ろす」
この方法を忘れずに行って見てください。この方法を10回2セット〜3セットで十分に効果があります。
難しければ5回3セットから初めてみてもいいでしょう。
例えば、一般的な腹筋の方法がありますよね。仰向けの状態から、膝を立てて、起き上がる腹筋です。
その腹筋を、5秒で上げて、5秒で下ろして行ってみて下さい。
もし可能であれば、この記事を見ている今すぐにできるのでぜひ実践してみて下さい。
ゆっくりと時間をかけて行なうと回数が少なくても「じわ〜」と筋トレとしての効果を実感できるはずです。
どんな腹筋でも5秒で上げて5秒で下ろす、
それできつかったら3秒で上げて3秒で下ろす。
これを時間をかけてゆっくりと行なってみてください。
今すぐスロー筋力トレーニングにチャレンジ!
女性ランナーにオススメのスロー筋力トレーニングのメリットと方法について解説しました。
簡単で長続きもしやすくマラソンのタイム向上にもつながる方法なのでぜひ実践してマラソンの自己記録更新に繋げていってみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。